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2012.04.17 (Tue)

「若狭は地震の空白地帯になってる今一番危険な場所。」小林圭二氏。

京都大原子炉実験所で、反原発原子力研究者として活躍された先生方がいらっしゃいます。
研究所の所在地をとって「熊取六人衆」とも呼ばれていました。
そのお一人、小林圭二さんのお話です。

大飯原発に限らず、関電の加圧水型原子炉は福一の沸騰水型原子炉と比較しても比べものにならないほど危険性が高く、さらに重大な被害をもたらす可能性が高い。

■水素爆発の危険
まず、加圧水型原子炉は格納容器内で水素爆発する危険性が非常に高いこと。
沸騰水型は格納容器内に窒素が充填されているが、加圧水型はただの空気。
冷却機能が失われて水素が発生した場合、空気と反応すれば水素爆発になる。
福一は5から10%の放射能が外に出たといわれているが、格納容器が爆発すれば、ほぼ100%が外に出る。今回の事故どころではない。

■配管の破断
加圧水型原子炉はもともとが高圧・高温なので、いったん炉心溶融が起これば、配管が破れやすい。水を失うスピードも速い。
高温でもあり、冷却機能喪失からメルトダウンまでの所要時間が沸騰水型に比べて圧倒的に短い。
このことは、同じ加圧水型のスリーマイル島の事故で証明されている。

■水位計の問題
水位計にも重大な問題がある。
沸騰水型は、水位計を直接原子炉に差し込めるが、加圧水型は不可能。なので加圧器というものを上部に置いて、そこから下のほうの水位も含めて間接的に測っている。
炉内の水が沸騰すると、泡が出てくるが、その泡の上に水が乗ったりして、正確に水位を測れないという重大な欠点がある。そのため、空焚きが起こったかどうかがわからない。
同型のスリーマイル島事故では、電源喪失していないのに、水位を正確に測れず、メルトダウンを引き起こした。水が殆どなくても、満タンになっているかのような数値を出してします。だからどうしようもない。
スリーマイル島でその事実をわかっているのに、日本の電気事業者は人ごとのように扱って何も対策をしてこなかった。とんでもないことだ。

■ベントが無い
そして、全国の原発にはいまだベントフィルターがつけられていないことが最近話題になっていますが、関電の原発すべてには、もとよりベントそのものが無い。
ベントが無いということは、燃料棒露出が始まった場合、高圧になった空気を逃がすことができませんので、あとは何も申し上げる必要はないと思います。福一はまだしもベントがあったことで圧力容器・格納容器の爆発を逃れることができましたが、大飯原発にはそれがありません。

■地形の問題
岩手の海岸に近い形状で、津波が起こればその地形のなかを上がっていくなかで、津波の高さが急速に上がっていく。結果、想定された津波高とはかけ離れた、極めて高い津波になる。その中腹に大飯原発はあると。

■免震重要棟
免震重要棟がない、というか作れる設計でない

■加圧水型の炉
・メルトダウンが起こったら、ベントがないから水素を逃せない。
・中にあるのは空気なので、すぐに爆発する。圧力が高いので格納容器ごと吹き飛ぶ。
という、悪夢の様な原子炉だということだそうです。
また、「地震学者は、若狭は地震の空白地帯になってるので今一番危険な場所だと言ってる。」



これでも政府は再稼働をするというのでしょうか。
西日本のみなさん、原発が本当に危ない物だということを伝えてください。
22:12  |  未分類  |  コメント(0)

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